おしゃれな家の外観
外観がおしゃれな家に住みたい
「家の外観はおしゃれにしてください。」そういう依頼をして、設計が提示したデザインに素直に喜ぶ人もいます。
しかし「何か、違う。」「もっとおしゃれにしてほしい。」を繰り返し、デザイン変更を繰り返す事を余儀なくされ、変更変更また変更という地獄に落ちる事もよくあります。そして最終的に不服そうな顔で「これでいい。」と諦めたりする。これが意外と設計士のハートを傷付ける。
なぜこういう事が頻繁に起こるのかというと、『おしゃれ』という表現が漠然とし過ぎてるから。
『おしゃれ』という感覚は人によってさまざま
『おしゃれ』というお題を提示された設計士は「今っぽい感じのデザイン」や「自分がおしゃれと感じる家」をお客さんに持って行きます。
そのため、お互いのセンスが違うと「おしゃれじゃない。」となってしまいます。
『おしゃれに』を繰り返し変更を繰り返すお客さんに疲れ果てた設計士が「あなたの言う『おしゃれ』が分からない。」と断念し、お客さんに鉛筆と紙を渡して絵に描いてもらった事があります。そして出来上がった絵は倉庫のような小学校のようなデザインでした。正直なところ、ダサい。
「玄関が真ん中にあって同じ大きさの窓が左右対称に並んでいる」これが、その人の『おしゃれ』という概念でした。変わってるなと思うかもしれませんが、なぜか日本人というのは規則正しいデザインを好むのか意外とこれを希望する人がいるのです。
だから伝える時には自分のおしゃれが何なのかを伝えなくてはいけないんです。
家の外観をおしゃれにしたいなら
家の外観が気に入らず、どうにかしたいと外壁の色柄をコロコロ変更しようとします。そして、何か納得のいかない表情を浮かべてみなさん悩み始めます。
家のデザインをどうにかしたいので、家をいじろうとするのですが、実はそうじゃない。
家だけを描いた図面やパースを見るとなんとなくのっぺり物足りない感じになるのです。どんな家でも。
どれだけ外壁をいじってもあまり大きな変化はないと思います。
おしゃれに見せるなら家じゃなくてエクステリア
よくただの白い壁の三角屋根の家を提示され、「もっとどうにかならないか。」そう言う人は多いです。それをどうするのかというと、家の前に木を植える。そして家の前に塀を立ててデザイン性のあるポストや表札を付ける。そして更に、植えた木をライトアップしてみたりするわけです。
この場合家は全く変更してません。でも、多くの人が気に入ります。
エクステリアの付いた図面パースを見て喜び「キャー。」と悲鳴を上げるような人もいます。そのくらいデザインの変化が大きいのがエクステリア。
家の色を変えるより、エクステリアでお洋服を着せてあげればいいのです。
実は家は簡素なデザインの方がいい
エクステリアで家を飾る時、実をいうとつまらないデザインの家ほどいい仕上がりになる事が多いのです。
エクステリアを配置すると家はキャンバスとなります。そのため、色や柄の主張が強いとごちゃごちゃしてしまう。だからのっぺり真っ白が一番見栄えが良い。
かと言って、エクステリアは所詮脇役。素敵でおしゃれに見えるのは家だったりします。
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実はこういうテクニックが家を安く仕上げるコツ
見栄えを良くしようと外壁のグレードを上げてしまうより、チョコンとエクステリアをつけた方が安く仕上がる。
植栽を植えた図面パースを作ってもらって、それを参考にしながら自分で参考にしながらホームセンターで木を買ってきて植えたっていいんですよ。
持ち家計画
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