熊本での大地震!地震が来たら気を付けたい事

公開日: : 最終更新日:2016/05/01 家づくり計画

熊本で地震が起こりました

21時26分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震がありました。

震源の深さは約10km、地震の規模はM6.4、最大震度7。

地震現場写真⇒

直下型地震であったため、家がたくさん倒壊しています。

地震が起こると家が凶器になる

地震が起こると家が凶器となる事があります。

特に古い日本家屋。

和瓦は重量が重く、その重みを支える骨組みである柱や梁などの躯体が老朽化しているため、崩れる可能性があります。

危ないからと言って、家は簡単に建て替えるわけにもいきません。

自分が住んでいる家をチェックして、避難経路など検証しておく必要があります。

避難経路に沿って建っている家屋もよく確認しておきましょう。

瓦が落ちてくる

自宅から避難しようとする際、瓦が上から落ちてくる場合があります。

玄関を出る時が、一番危険を伴います。

ちなみに瓦は3㎏前後あります。

頭に直撃するとかなりのダメージになります。

 

家から出る時は、そのまま飛び出さず、頭を保護しながら出ましょう。

一人が出たら屋根の瓦を確認して、次の人を誘導しましょう。

 

避難所までの道筋でも、隣家の屋根を意識しながら通行しましょう。

ブロック塀

人は逃げる際、何かの陰に隠れて身を守ろうという意識が働いてしまいます。

逃げる時に気を付けたいのが、『塀』です。

ブロック塀が崩れている映像はよく見ると思います。

一見、ブロック積みではない塀でも、中はブロックで出来ている場合がほとんどなのでやはり危ない。

だから、塀に沿って移動するのはダメです。

 

実は塀の基礎は簡素なのです。

家のように耐力面で地震に適応するような基準はありません。

塀が立っていられる程度の基礎の構造しかないというのが事実です。

古い家屋の屋根の仕組み

とても古い日本家屋は、瓦を土で留めています。

瓦+土で重量は相当です。

しかも土だけで固定しているため、落ちてきやすい。

古い家と新しい家では、工法が違うのです。

外構は地震対応ではない

大きな地震が来る度、住宅は基準が上がって強く強く作るようになってきています。

しかし、家以外の家の周りにはほとんど基準がありません。

そのため塀などを建築構造物と思い込んで、それが身を守ってくれると勘違いしないようにしましょう。

直下型地震

これはあくまで私の見解ですが、直下型地震に耐える事が出来る住宅はありません。

地面が割れて動く以上、地面に固定する家は壊れます。

大きな地震が来ると、『強い家』を求める傾向にあります。

しかし、どんな地震にも耐えうる家は無いと考えるべきでしょう。

 

地震が来た時は基本的に家の外に避難。

家が守ってくれると思い込まないで。

 

地震は断層が走っている場所が、直下型地震が起こる可能性があります。

自分が住んでいる場所を確認してみましょう。

活断層データベース⇒

直下型地震が来た場合、地面が分断され歪みが生じるため、家の強さで対抗する事は不可能。

地震後の現実

地震が起こった際、自宅が壊れずに済んだ人にも被害が起こる場合があります。

家が歪むのです。

家が歪んだり、傾いたりするとどうなるか分かりますか。

開口部が全て開かなくなります。

家が壊れていないだけで、使えないという事も起こりえます。

 

倒壊したり火事に見舞われた住宅ばかりが注目されますが、阪神大震災の際起きたあまり知られていない現実はコレです。

地震に対応するというのは、家を頑丈にするためにお金を無理して注ぎ込む事ではなく、再起できるように金銭的に無理をしないという事が大事ではないかと思います。

これは、あくまでも私の考え方なので、家を建てる際には自分でよくその辺も検討してみるといいと思います。

家を建てる際に気を付ける事

今回の直下型地震で、家を建てる際に気を付けたいなと思った私の見解。

  • 玄関に鋼板庇があるといい
  • 飾りの塀を道沿いに立てない
  • 家を建てる際、金銭的に無理をしない

玄関に鋼板庇

最近、玄関に庇の無いような家も見かける事があります。

やはり、出入り口は庇があると安心です。

もし瓦が落ちてきても、ある程度防ぐ事が出来ると思いました。

飾り塀を道沿いに立てない

飾り塀というのは、ポストや表札を付けるためだけの塀。

これを自宅の庭を広く取りたいからと、道際ギリギリに建てる人がほとんどです。

しかし、これは通行している他の方にケガをさせてしまう恐れがあるように思えます。

敷地の排水などの関係で、敷地の周りを囲んである塀に関しては、どうしてもそうせざるおえないため仕方がありません。

しかし、飾り塀に関しては、出来るのであれば倒れる事も考慮して配置するべきかも知れませんね。

金銭的に無理をしない

家を購入する際、「あれも欲しい」「これもやりたい」と金銭的に想定を超えて購入する人がほとんどです。

家を突然失う。

これも想定に含めて購入するのも、これからの家の購入するポイントかもしれません。

地震に強い家

想定外の地震やその他の天災に対応できる家など、どう考えてもありません。

同じ震度でも、震源地の場所によっては耐える事が出来ません。

地震に遭った時、地震に対応した家を求めてしまうという心理になります。

もう一度冷静に検討してみましょう。

地震が来てもビクともしない家などない!

これが私の出した答えです。

自分なりにもう一度考えてみて、購入する家をどのようにするか検討してみましょう。

 

地震に強い家がないという事ではありませんよ。

もちろん、ある程度の地震に耐えるような作りにはしてあるので強いんです。

しかし、直下型地震や津波、土砂崩れなど天災はいつ来るか分かりません。

家を無理して購入しても、災害に見舞われた後、再起する事が出来ないのでは困るのです。

高い家が良い家ではありません。

強い家が壊れないわけではありません。

 

今の日本では、そんな事も考慮するのも、家を購入する時のポイントと考えるべきでしょう。



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