直下型地震には『免震』や『制震』の方が良いのだろうか?

熊本地震での耐震建築物

TVで熊本地震での家の壊れ方を検証していた。

耐震基準は、大きな地震が来る度に基準が上がり、『耐震基準』『新・耐震基準』『新・新・耐震基準』と家が新しいほど高い基準の耐震基準が備わっている。

熊本では火山灰で地盤が柔らかいという地域特有の特徴がある。

そのため、TVで検証されていた地域では硬い地層まで届くように長い杭をたくさん打って、その上に家を建てているそうだ。

ちなみに杭というのは多分『砂杭』の事。

これ、言葉だけを聞くと長い杭を使って家を固定しているように聞こえるかも知れないがそうじゃない。

柔らかい地盤に砂杭を打ち込む事で、地盤を締固めるのである。

簡単に言うと、『杭を打つと地面が固くなる』という事ね。

超~デカい五寸釘で家を地面にブッ刺しているという事ではないのよ。

 

地面に亀裂が入りズレて家が地面から流されるように傾いた時、対抗する術はあるのだろうか?

TVでは、直下型地震が来ても住み続けられる家が今後の課題で、専門家の「出来るはず」という発言があった。

「出来る」という可能性は確かにあるかも知れない。

しかし、それは一般人に購入できる家なのか?

そしてそれは日々の生活に支障を出さない作りだろうか?

直下型地震の課題

熊本のような火山灰地質の柔らかい地層を固くするには、地面を凝固させる凝固剤のようなものを注入して固めたりという方法もある。

凝固剤で固めて、さらに砂杭を打つのだろうか?

地層が割れてズレる以上、この自然が起こす現象を軽減は出来るかも知れないが、防ぐ事が出来るわけではない。

あくまでも土が柔らかすぎて、流れ落ちる事が無くなるだけだろう。

割れない地面を作り出す事は出来ないだろうな。

 

家も『新・新・耐震基準』の建物も倒壊している。

地面が柔らかいが故に倒壊したという風にも捉えられるが、家自体の破損を軽減するには『免震』『制振』という方法になるのだろうか。

正直、この『免震』『制振』に関しては、値段の面で取り入れる人は少ない。

高層ビルなどでは昔から取り入れられている方法である。

特に『免震』は、建物の倒壊率は低いようだ。

耐震・免震・制震⇒

戸建て住宅メーカーでも、免震装置を付けた商品を販売しているメーカーは存在する。

なかなか高額なためそうそう免震装置付きの住宅も無いかも知れないが、熊本の震源地に存在するのであれば、どういう結果を出したのか知りたい。

『免震』と『制震』に対する疑問

私の知っている『免震』は、ゴムと玉。

家の下をゴムで支える事で、ブニンブニンと地震による衝撃をゴムが歪む事で家は形状を保ちやすいという仕組み。

凄く極端な例え方をすると、こんにゃくゼリーの上に家の模型を乗せて揺らすと、こんにゃくゼリーが伸びたり縮んだりして家は破壊されにくい。

ゴムと同じ原理で似たような装置のバネもある。

ビルなんかにはバネを使っているところもある。

 

玉の場合は、ベアリングと言って球体の金属の玉が家の下に入っている。

これを例えると、パチンコ玉の上に家の模型を乗せているという事。

揺れてもシャシャシャと家はスライドしてくれる。

そのままだとどこまでも転がって行ってしまうので、油圧ダンパーが取り付けてあります。

油圧ダンパーというのは、車のタイヤのクッション性を保持するエアサスペンションみたいなもの。

 

これらの免震構造に対して、理屈は分かるのだが、耐久性や破損した場合の取り換えが可能なのかが分からないという不安がある。

私は『免震構造』を販売する建設会社に携わった事がないため、仕組みはある程度理解できても構造の細かい事が分からないのだ。

そのため「30年経ってもその装置は劣化しないのか?」とか「装置が劣化したり壊れた場合どうするのか」とか気になる。

そして玉の場合特に気になるのが、家を面で支えず点で支える事になるのでは?という疑問がある。

球体というのは頂点一点に圧力が加わるため、もの凄い重さが一か所にかかる事になるわけだ。

こういう疑問を解決すべく、免震構造の住宅を販売する会社の展示場などで、じっくりと見てみたい所だが、営業マンに客と間違われてセールスをかけられると困ってしまうため見に行く勇気はない。

そして展示してある装置を見ても、実際地震が来て結果を発揮してくれない事には、威力がイマイチ分からないのだ。

もしかしたら地震には強いが、別の面で支障が出る場合もあるかも知れないし。

 

『制震』は、油圧ダンパーが壁の中にX状に仕込まれている。

柱がが傾いても引っ張ってくれるという仕組み。

他にも錘(おもり)を付けるという制震もあるが、これは高層ビルにやる方法だろうと思う。

 

どのサイト見ても『揺れを吸収』って表現がしてあるのに、漠然とした表現で「モヤッ」とするのは私だけだろうか?

一番理解したい部分の説明を簡潔にまとめられ過ぎてしまうとモヤモヤするぜ。

そうだ、断層を見てみるといい

断層というのは観光地などでも見ることができる。

阪神淡路の地震の際の断層は『野島断層』として展示されている。

上下に1m左右に2mと地面のズレ方が半端じゃない。

だから地面を固めた事によって、これを防御できると考えてはいけないだろう。

あくまでも震源に近い周辺の場所の地面に連鎖してできる、ピキピキ割れが抑えられるという事であろう。

断層というのは意外と残してあって、観光として見せている所がたくさんあるので見に行くといいです。

ブラタモリという番組なんか見てても、意外と断層は出てきます。

確かタモリさんは断層マニアだったと思う。

京都の嵐山にも断層があって、断層を風景として愛でるという風習が日本にはあるのだ。

というか、日本て断層だらけなのよ。

空から見たような日本の地図あるでしょ?

山の部分は緑色で街がグレーみたいな地図。

グーグルアース⇒

これで四国に一本白い線が横切っているよね?

本州の奈良の辺りまで線が続いている。

これ『活断層』のはず。

日本で一番ヤバイ中央構造線の活断層と言われているヤツ。

 

しかもこの航空地図見てみると、海の中で地面がよれてるよね?

これ、プレートじゃねぇの?

なんかこの地図見てると、日本って危うい島だな…。

この地図見て、「一軒家で抵抗しろ!」って言われてもと感じるわけですよ。

バームクーヘンみたいにごっそり断面が見えてるのを見ると、家が倒壊せずに乗っかってるなんて無理なのよ。

四国、背割り入ってんじゃないの?

家の柱なんかに施す切り込みに『背割り』って言うのがある。

これは材木に乾燥によるひび割れが生じないように、最初っから切れ込みを入れておくというもの。

大きな切込みが入っていると、細かいひび割れが生じる事は無くなる。

割れる前に割っておけという措置。

何か四国の地図を見てると、中央構造線の『背割り』が入ってるように見える。

もしかして、『背割り』のお陰で、地割れが緩和されてるんじゃないの?なんてちょっと思った。

地面が地震で割れる前に割るとか無理なのかな?

『割れる前に割っちまえ』これが出来たら、地震が起きないような気がする。

倒壊しない家

結局の所、地盤だな。

震源地の真上は倒壊したとしても、周辺のピキピキ割れが問題なんだろう。

硬い地盤+耐震建物

硬い地盤+免震建物

どっちがいいんだろう?

これが良いかも知れないな。

硬い地盤+耐震構造+壁内に制震装置

誰かこれで実験してくれないかな。

地盤にお金をつぎ込むと高いんですね

軟弱地盤って結構色んな所にあるんですよ。

火山灰地質の熊本だけじゃない。

至る所に存在する。

 

一般人が民家を建てるのに、地盤調査して凝固剤注入して杭何本も打ってって考えると、値段が庶民には手が届かないものとなる可能性が。

一戸建て建てるのにボーリング調査とかするのか?

ボーリング調査っていうのは地質調査の事です。

例えると、層に積み重なったゼリーを地層とすると、それをストローで抜き取って層の構成を見られると言いうもの。

杭打つのもボーリングで打つんだけどね。

マンションとかの建設の時、囲いの上にニョーンで見えてる長ーい黒い棒状の重機。

見覚えある人もいるだろう、あれだ。

あれをやれという事だ。

 

地震対策でできる事を全部すると考えると、やはり金額が…。

考えてると頭から煙出そう…。

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