集成材の強度「接着剤の寿命は何年か」

公開日: : 家づくり計画

集成材とは

集成材というのは、小さい木材を接着剤で接合した材料の事。

接合する事で、大きな材料を作る事が出来るわけです。

 

テーブルなんかで使われているのを、見た事あるのではないでしょうか。

大きな一枚板を用意するとなると、とても高額になります。

集成材を使用する事で、価格は安くなり、大きなサイズにも対応できるようになるのです。

ただ、ありがちなサイズの場合、手間がかかっているため、集成材の方が高いという事もあります。

集成材の構造材

こういった集成材を構造材として使用している建設会社もあります。

柱や梁、そのた構造面を司る部材に採用されています。

通常よりもサイズの大きな構造材を安く採用できるというメリットがあるようです。

 

ただ、この時考慮したいのが『接着剤の寿命』

接着剤というのは劣化します。

フローリングがボヨボヨになったりするのは、接着剤の劣化によるものがほとんどです。

だいたい、30年ほどだと言われています。

これも、環境によって寿命が変わってくるため、一概には言い切る事が出来ません。

 

フローリングや家具などは、リフォームや買い替えでどうにでもなります。

しかし、家の構造材は劣化したからといって、そう簡単にはどうする事も出来ません。

だから、気になるのです。

 

その接着剤の寿命が、ある意味リスクとなり得ると考えてしまうわけです。

接着剤の寿命が30年というのは、かなり昔に聞いた情報である事もあって、ネットで調べたりもしたのですが、どの情報を信じればいいのやらという状態です。

50~70年持つと書かれたものもあります。

しかし、湿気が多いなど環境によっては、寿命は縮みます。

 

通常の柱は3.5寸(105角)や4寸(120角)です。

無垢材で用意するのに、無理のないサイズです。

あえて集成材にする必要もないかなと思ってしまいます。

 

もう一つ気になるのが、集成材は衝撃に弱いという事。

衝撃が加わると、パカッと取れちゃう。

刃物で加工をしている最中に、取れるなんて事も。

バラバラの小さい部材をくっつけあっているため、荷重が偏ってかかるとその部分だけ取れる可能性も考えられるわけ。


無垢材か集成材か

インテリアなんかで集成材を使うのは何一つ問題はないと思います。

フローリングパネルなんかも、集成材は問題ないと思います。

 

ただ、家の構造材として使用するには、寿命が立証されていない面がある気がします。

歴史が浅いんです。

ここ20~30年ではないでしょうか、構造材に使われ始めたのは。

 

だから、完全に否定も出来ないし、完全に肯定も出来ないという状態。

これはダメだと言い切る事も無責任だし、これは良いとも言い切れない。

 

ただ、個人の判断として、集成材の寿命を気にしておいた方がいいだろうとは思います。

材料には全て寿命があります。

いくら強度がありますと言われても、いつまでその強度が保てるのかという事を考えなくてはいけません。

いつまでも、強いわけでもありませんし、永久不滅な物はありません。

 

自分が購入しようとしている家に使われている材料の特性を知った上で購入に踏み切ってください。



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