住宅展示場を見学する時のポイント

住宅展示場を見学する

住宅展示場というと、総合住宅展示場に見学に行く方が多いと思います。

自分の家を建ててもらうハウスメーカーや工務店を選ぶ時のポイントを説明します。

まず、住宅展示場にモデルハウスを見に行く前に、事前に調査する事が大切。

これ、なぜかというと行き当たりばったりで行ってしまうと、見ても記憶に残ってないから。

なんのこっちゃ分からないまま、たくさん見過ぎて頭の中でゴチャゴチャになってしまうのです。

そうなってしまうと、CMのイメージや思い込みで購入先を決める事になってしまうのです。

『自分で決めた!』というより、『流された…』みたいな状態に。

よくある失敗

  • たくさん見過ぎて結局分からない
  • 説明されても意味が分からない
  • 家を見たという感想しかない

総合住宅展示場に行くと、たくさんのモデルハウスを一気に回ろうとしてしまいます。

そして、結局ほとんど覚えていなかったり、色んなモデルハウスが頭の中でゴチャゴチャになってしまいます。

しかも各モデルハウスに入るたびにされる説明を、全部理解するのは不可能。

最終的に、「家を見た」という感想しか持てないため、決め手がないという状態に。

「営業さんが良い人どうだから~」とか言ってる人は、大抵このパターンにハマって決め手がなかった人だったりする。

家に納得せずに、人で決めてどうするの…。

展示場見学の前に事前準備をする

展示場を見て気に入ったとしても、「高額過ぎる…」なんて人は多いです。

前もって分かる事は調べておきましょう。

  • 価格帯を調べる
  • シリーズを調べる
  • 構造を調べる

価格帯を調べる

これ、一番大事です。

高い家を見に行っても買えない。

先に気に入ってしまって、強引に購入に進んでしまう人もいます。

グレードを落として落として、さらに落として…グレードを落としまくってまで、そこで購入すると意味がない。

展示場で見たモデルハウスとは、全く別物の家を買う事になるでしょう。

ハウスメーカーのブランドネームにこだわる人は、こういう事になりやすい。

 

展示場を見る時は数社に絞った方が賢明です。

まずはハウスメーカーや工務店のホームページを覗いて、だいたいの価格帯を調べてみて絞り込み作業を行いましょう。

シリーズを調べる

ハウスメーカーなどは、いくつかのシリーズがあります。

家の構法の違いや、デザインの違いなど、コンセプトがあると思います。

モデルハウスは、そのシリーズのうちの1つです。

他にも種類はあるという事。

シリーズによって価格帯も違うため、シリーズごとにコンセプトや価格を調べてみましょう。

 

いきなりモデルハウスを見に来た人は、モデルハウスをその会社の家だと思い込んでしまいがち。

ホームページなどで建築事例集などを参考に、どんな家を実際建てているのかを知っておきましょう。

家をデザインで選びがちですが、大抵の会社はデザインは自由なところが多いのです。

構造を調べる

災害などに強い家を求める人は構造が各会社で違うので、どのような構法で作っているのか事前に調べておきましょう。

モデルハウスでいきなり説明されても、ただただ聞くだけという状態になってしまいます。

事前に調べておくと、構造に対する疑問なども聞く事ができるので、前もって自分なりに構造を知る事が大切です。

 

「うちの会社の建てる家は強いです」なんて言葉を信じて買ってもしょうがない。

どの会社も同じ事言うはずだから。

自分なりに納得して購入する方がいいでしょう。

カタログやパンフレットを取り寄せる

ハウスメーカーや工務店でカタログやパンフレットを用意している会社もあります。

大手の有名な会社は大抵あります。

ホームページから取り寄せる事ができるので、事前に取り寄せてみましょう。

 

事前にパンフレットを手に入れるのは、自分が気に入ったシリーズの家が展示場とは別のシリーズという場合も多いから。

住宅展示場のモデルハウスは、グレードの高いシリーズの場合がよくあります。

全く仕様の違う家を見て、それだと思い込んでしまうと、後で後悔してしまいます。

 

また事前にパンフレットを見ておくと、住宅展示場に行った際、自分が聞きたい事もついでに聞く事ができます。

行き当たりばったりで行ってしまうと、一方的に説明されてしまって、後になってから「質問すれば良かった…」という状態になりかねません。

パンフレットを住宅展示場に持って行って、教科書や参考書として使いましょう。

気になる部分や質問したい事も書き込んでおくと、気になる事も質問できて見た後にモヤモヤ感も残りません。

 

パンフレットなどを用意していない会社もあります。

情報がないと、ちょっとイラッとするかも知れませんが、余計なものにお金をかけない主義の会社だと捉えてください。

住宅展示場のモデルハウスを見学

住宅展示場で間取りを見る方がいますが、間取りは見てもしょうがない。

自分の土地の形に合わせて、間取りを組んでいくため、間取りは自分達が設計と相談しながら決めるもの。

あくまで参考という程度です。

 

住宅展示場にいくとアンケート記入を求められます。

これに記入すると、その会社のイベントや見学会などの情報がもらえるため、自分がその会社に興味があるのであれば記入しておくと、後々参考にできる催しに呼んでもらえます。

しかし、アンケートを書きたくないという場合もあると思います。

その場合は「まだ、どこに頼むか決めかねているので」と、やんわりお断りしておきましょう。

ダイレクトメールなどの郵便物がくるようにもなるので、あまり興味もない会社のアンケートに記入すると、後で困る事になります。

展示場で見るポイント

  • 構造面
  • 仕様
  • 広さ

構造面

構造面を見ると言っても、出来上がってしまっている家では、壁の中を見る事ができません。

モデルルームに展示されている、耐震に使われてる金物や構造部材を見せてもらいましょう。

どういう仕組みになっているのか、説明をしてもらうといいでしょう。

構造面は理解しにくいのですが、自分なりに納得する必要はあります。

 

モデルハウスが地震に強いシリーズなのに、自分はそれを購入できない場合もあります。

金額が高すぎると、購入するハウスメーカーを決めた後で、断念するハメにもなりかねません。

自分が購入できる範囲内で、自分の納得のいく構造の家を選びましょう。

 

また、アンケートに答えておくと、構造見学会が催された時などに呼んでもらえる場合もあるので、興味のある会社にはそういった催しがないかも聞いてみましょう。

仕様

住宅展示場というのは、グレードの高い住宅設備を設置している場合があります。

実際、建てるとなった時、それじゃないという事がよくある。

『標準仕様』が、どういう設備をつけてくれるのかを確認しておきましょう。

自分が購入を検討しているシリーズにどんな材料や住宅設備が付くのかをチェックする必要があるのです。

「選べますよ」とは言われるのですが、ハイグレードなものはあくまでもお金を余分に払ってつける事になりますから。

 

展示場に付いている住宅設備が、そのまま自分が購入する家に付くのかどうかを確かめましょう。

もし違う場合は、住宅設備のパンフレットなども用意してあるので、貰ってきてそれで納得できるかどうかを検討しましょう。

広さ

部屋の広さは会社によって違います。

同じ6帖だと思ってしまいますが、モジュールの設定が会社によって違うのです。

見た時に「狭い」と感じる方もいるようです。

 

モジュールが違う上に、壁の中に特殊な構造をしている会社などは壁厚があるため、さらに空間は狭さを感じると思います。

会社ごとにモジュールを確認するのもいいと思います。

今住んでいる自宅の広さを測って、展示場のサイズを測るのもいいと思います。

モデルハウスを有効活用

モデルハウスを有効活用できるのは、プラン作成に入ってからの方が参考になります。

購入を決める前は、イメージを掴む程度にしか使えないというのが現実です。

購入する際は、構造や金額面などの情報の方が大切なため、資料を集めたりホームページで、その会社の特徴や建築事例などを見るのがいいでしょう。

 

プランの作成が始まると、具体的に部屋の広さをプランと照らし合わせて確認したり、使用する建材の質感や住宅設備の仕様を確認するのにフル活用して見て下さい。